2015年11月30日月曜日

地域創造論第07回「里海:海洋国日本の可能性〜「里海資本論」の可能性−里海からSATOUMIへ」

 みなさん、こんにちは。本日、1130日の地域創造論は統合的海洋教育・研究センター長の中村由行先生から里海についての講義がありました。
 里海とは「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域」のことを言います。講義は里海に対する研究、取り組みや世界的な評価の移り変わり(里海からSATOUMI)から始まりました。
 その後、島根と鳥取にまたがる中海におけるアマモを例にとり、物質循環、生態系、人とのふれあいなどの視点から里海づくりの重要性が示されました。
 そして、最後に「東京湾は里海か?」という視点から、東京湾の今昔や現在の環境的な背景を抑えつつ、検討されている東京湾の再生に向けた方向性を紹介いただきました。

 次回からはグループワークに移り、12月14日(月)には中間発表となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿